前沢牛とは?

「極上品」「味の芸術品」と、多くの人が絶賛する前沢牛とは、いったいどんな牛肉なのかご説明します。

前沢牛とは

「前沢牛」とは、岩手ふるさと農業協同組合によって商標登録された牛肉の銘柄であり、前沢牛の 定義を次のとおり定めています。

前沢牛の定義


↑ このマーク
が前沢牛の「証」
です。

「前沢牛」とは、岩手県奥州市前沢(以下「前沢地域」という。)に住所を有する者及び前沢に所在地のある法人(以下「生産者」という。)が、前沢地域で肥育し生産した牛であって、岩手ふるさと農業協同組合(以下「農協」という。)を経由して販売されたもののうち、次の各号のすべてに該当する牛肉をいう。

(1)牛の品種は黒毛和種に限る。

(2)牛の出生地は、全国和牛登録協会発行の子牛登記証、
   又はこれに準ずる証明書等により出生地が確認できるものであること。

(3)牛の肥育期間は、生産者が1年以上飼養した牛であって、
   出生から屠畜までの期間内において前沢地域の飼養期間が最長であり、かつ最終飼養地であること。

(4)生産者は、牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法
   (いわゆる「牛トレーサビリティ法」)の趣旨を遵守するとともに、素牛導入、飼養管理状況について記録し、
   確認できる状況であること。

(5)枝肉の格付基準は、社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級は「4」以上で、
   歩留等級が「A」又は「B」であること。

牛肉の格付けってなに?

(社)日本食肉格付協会によって、食肉市場などで、全国統一の基準で牛肉の格付が行われています。  格付は、A~C の3段階で評価される「歩留等級」と5~1で5段階に評価される「肉質等級」を組み合わせた15段階で行われます。

歩留等級はロース芯の面積やばらの厚さなどを計算式によって算出され、肉質等級は、脂肪交雑、肉の色沢、肉の締まり及びきめ並びに脂肪の色沢及び質の4項目のうち最も低い等級に決定して格付されます。

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